豊かな自然と歴史の宝庫、五島列島
サイクリングだからこそ見える世界を一緒に発見!

wondertrunk & co.の五島列島サイクリングツアーでガイドをつとめるアメリカ出身のウィリアム・リュー(以下、ウィル)。日本に来てから7年になるウィルが、サイクリングへの熱い想いと、サイクリングスポットとしての五島列島の魅力について語りました。

日本との出会い サイクリングで広がって行く世界

私は大学3年生の時に日本に留学する機会を得ました。その時、日本という国が持つ魅力に強く心を動かされました。米国の大学を卒業後に進路を考える際も、なんの迷いもなく日本で働こうと決めました。日本で仕事をしてみたいと考える他の外国人と同じように、私も最初は英語の教師としてキャリアをスタートさせました。

日本に来てから最初の数年は福岡と熊本で英語教師をしていたのですが、この時期に出会ったのがサイクリングでした。あまりにのめり込んだため、「趣味で自転車に乗る」というレベルを脱して、気がつくと地元のサイクリングチーム「VC福岡」のサイクルロードレースの選手になっていました!当時は選手としてだけでなく、人気のあったサイクリングショップで自転車整備士としても働いていました。こうした環境のおかげで、日本でサイクリングに関わる多くの人たちとつながる機会に恵まれたんです。

サイクリングが大好き その情熱を仕事に活かすチャンス到来!

ある日、サイクリング仲間が「五島列島の福江島に移住して、サイクリストとして働ける日英バイリンガルの人材をwondertrunk & co.という会社が探しているよ」と教えてくれました。応募条件全てを満たしていたために即応募しました。応募する直前まで、大学院で英会話の効果的な教授法を研究しようと考えていたのですが、「大好きなサイクリングに関われる仕事に就く」という貴重な機会を逃してはいけないと思ったんです。

そんな経緯で、気がつけば五島列島でサイクリングガイドをしていました。日本のサイクリング業界はこれからまだまだ発展するので、その一翼を担っていると思うと嬉しいです。また、wondertrunk & co. の五島列島の拠点であるwondertrunk travel-bakeryのお手伝いもしています。

サイクリストにとって至高の場所

息をのむほどの自然美を誇る五島列島でサイクリングをすると、心が穏やかになっていくのを感じます。また、サイクリングのルートになっているコースや地形は多様なので、飽きることがありません。五島列島を構成する島々は、各々固有の特徴と表情を持っており、見所が異なる点が魅力なんです。例えば福江島と上五島は、同じ五島列島に属していますが、全く違う特徴を持っています。福江島は農業と漁業の両方を主な産業としているのに対し、上五島は主に水産業、それ以外の必要な物資は輸送に頼っています。こうした違いは、それぞれの島のインフラにも色濃く反映されているので、島を訪れるサイクリストは選んだ地域によって異なる道や景色、雰囲気を体験することができます。

また五島列島の温暖な気候のおかげで、1年中サイクリングができるという点も素晴らしいと感じます。個人的には、田んぼが黄色に染まり、しゃきっと身が引き締まるような澄んだ空気に変わる秋が一番好きな季節ですね。

でも、やはりどの季節にも必ず何か特別な楽しみがあります。夏は島にいらっしゃるお客さんで混雑することもありますが、島の海を堪能するには最高の季節です。海水浴やパドルボード、カヤックなどのアクティビティも楽しめます。春は桜を見ながら、そして冬は、五島列島の溶岩が形成したドラマチックな海岸線を眺めながらサイクリングが楽しめます。もちろん冬にいただく海の幸は絶品です。

コロナウイルスと向き合いながらのツアー開催

コロナウイルスが拡大する前まで、五島列島への観光客は増えつつありました。2018年に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」がUNESCO(国連教育科学文化機関)の世界文化遺産に登録されたことも注目を集めました。五島列島の文化・歴史に深く関係する潜伏キリシタン関連遺産の見学を目的に訪れるお客さんも多くいましたが、「手付かずの自然のある場所へ行ってみたい」「島暮らしを体験してみたい」という思いで来る方もいらっしゃいました。観光業は五島の主要産業だったので、今はコロナウイルスによって深刻な影響を受けています。

コロナの感染拡大を受け、五島列島でも日々の中で様々な予防策に取り組んでいます。wonderturnk & co.としては、お客様と地元の方々の命を守るため、感染予防対策を徹底しておこなっています。サイクリングツアーでは、事前に参加者全員の検温をおこない、常にソーシャルディスタンスが確保されているか確認しています。また、手の消毒、マスクの着用をお願いし、ツアー後には使用したバイクや機材はすべて消毒しています。

豊かな自然と歴史の宝庫 五島列島を旅先の候補に!

日本に初めてくる方で、23週間の旅行なら、やはりまずは東京と京都(各都市4日程度)から旅をスタート!そこから、南九州最大の都市、福岡へ向かうことをおすすめします。福岡は活気のある街で、美味しいグルメや興味深い文化的スポットがたくさんあるので、23日かけても十分に楽しめますよ。そして、そこから五島列島までは福岡空港からの直行便が出ています。

五島列島には見所がたくさんあるので、ぜひ23日の滞在をおすすめします。そして、五島列島に来るからにはサイクリングを体験してもらいたいです。五島列島を訪れる方には、島の歴史的な史跡見学の時間と、体を動かすアクティビティ(釣り、ダイビング、ハイキング等)を楽しむ時間、両方をバランスよく旅程に組み込むことをおすすめしています。

時代の中で受け継がれてきた深い歴史、そして驚くほど豊かな自然をサイクリングをしながら一緒に体感しましょう!